育ちの悪かったゴーヤが急にグングン伸び始めた

園芸の本によると、ゴーヤという野菜は、
- 種を水に一昼夜ばかりつけておいたり、種のお尻(頭?)を切ってあげると、芽がよく出る。
- 親づるを切ると、子づる、孫づるもグングン伸びる。
みたいなことが書かれています。ただ実際に育ててみると、種を植えてから、親づるを摘心するくらいまで、成長が遅い時期もそれなりに長く、割とやきもきさせられる野菜のようです。
子づるが伸びはじめた今、これまでの心配をよそにグングンと伸びていくウチのゴーヤですが、種を植えてから約1カ月の成長を振り返ってみようと思います。
種を水につけたり、種のお尻(頭?)を切る効果
ゴーヤの種の発芽率は、何もしないで植えると2~3割程度らしいです。
で、その発芽率を上げるために、
- 植える前に水に一昼夜つけておく。
- さらに、種のお尻(頭?)をニッパーなどで切ってから植える。
という方法が知られているようです。
じゃあ、それってどの程度の効果があるの?ということなんですが、試しに10 粒ほど植えてみましたが、その程度だとはっきり効果を感じられる結果は得られませんでした。
- 水に一昼夜つけた後にポット植えした5粒 → 2粒発芽し、うち1粒は大きく育ち、もう1粒は双葉で枯れてしまった。
- 水に一昼夜つけた後に、先端をカットしてポット植えした5粒 → 1粒だけ発芽し、大きく育った。
本業の農家さんみたいに、たくさんの種をまく場合だと、はっきり差が出るのかもしれませんが、僕みたいに少し植えただけでは、あまり意味がなかったかもしれません。
本当は、育ちの悪い芽を間引くとかしてみたかったのですが、どうにか芽が出た2粒を枯らさないように育てるのが精一杯でした。
芽出しの時点から不安なゴーヤ栽培のスタートです。
親づるを切ると、子づる、孫づるがグングン伸びるという話
親づるを本葉が6枚ほど出てきたところで、親づるの先を切る「摘心」という作業をしますが、本葉が出揃うまでに結構時間がかかるのと、出揃っても貧弱な印象の短い親づるにしか育っていないので、本当に摘芯していいものか、かなり悩まされました。
結果からいうと、摘心して大丈夫でした。それ以来、数日と経たない間に、子づるがどんどん成長しています。
ところが、調子に乗って変な方向へ子づるを誘引しようとし、無理な力をかけてしまい、ポキッと子づるを折っちゃいました……が、今の状況なら、さらに孫づるが育っていい感じになってくれるかな?と、そんな期待も持てる勢いがあります。

花もつきました
今、このタイミングで咲く花に値打ちがあるのかどうかは別として、無事に成長している証なのか、花もつきはじめました(すぐに落ちてしまいましたが)。実がなるのはまだまだ先かもしれませんが、成長がとても楽しみな、ウチのゴーヤでした。
