狩猟初心者講習を受けてみました

2024年6月29日は、かねてから申し込んでいた狩猟初心者講習の日。場所は岡山市の西大寺百花プラザで開催されました。
会場入口には、受講者の皆さんが開始前からすでにたむろしていました。最終的には、ざっと100人近くの方々が受講されたんではないでしょうか? 狩猟人気の高さというのか、それだけお困りの方が多いというのか、かなりの盛況ぶりに驚きました。

9時から受付開始。受付にて受講料を支払い、分厚い狩猟読本を受け取って、開講までの時間を読本に目を通しながら潰します。

さて、開講
9時20分、いよいよ狩猟初心者講習の開講。16時までの長丁場です。
この講習は、猟友会が開催しており、講師は猟友会の方々が担当されます。
配布された狩猟読本を参照しながら、試験のポイントをレクチャーしてくれます(これがざっと14時まで)。蛍光ペンを1本でいいので持参しておくと、後で読み返すときに役立ちます。

実技練習では、はこわなを設置する練習できます。イタチくらいの小さい動物を捕獲するための、小型のはこわなです。ネズミ捕りも触ったことがない僕にとっては、とても新鮮な体験でした。
簡単な仕組みですが、理解できるまで結構手こずりました。コツを掴むまで大変でしたが、慣れてしまえば15分程度しかない練習時間の間でも、何回も練習できました。仕組みの理解する意味で、不合格パターンも試すぐらいの時間の余裕がありました。
試験本番まで、はこわなに触れる機会はないと思うので、時間いっぱい触らせてもらって、バッチリ設置方法を習得してしまいましょう。

狩猟初心者講習の受講は任意だけど受けた方がいいと思った
狩猟免許を取得するに当たって、狩猟初心者講習の受講は必須ではありませんが、狩猟免許を受験するほとんどの方にとって、受講はメリットしかないかなと思えました。
メリットとしては、以下のような点が挙げられます。特に3点目と4点目はとても重要だと思いました。
- 試験の構成や点数配分、出題形式など、分かりやすく教えてもらえるから。
- 特に押さえておくべき重要ポイントを教えてくれるから。
- 本番の試験会場となる場所で講習を行ってくれるので、会場の雰囲気を前もって把握できるから。
- (わなや網など)普段触れることのない機材に直接触らせてもらえるから。
狩猟初心者講習(と、狩猟免許試験)は岡山県だけでも、年度内に6回開催が予定されているので、狩猟免許を受験される方は、狩猟初心者講習も併せて申し込んでおくのがよいかと思います。