狩猟
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狩猟免許試験、申し込む

田舎のたかぼん
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嫁の実家の畑には、シカやイノシシが出没します。そして、お義母さんが丹精込めて育てている様々な農作物を食害しています……そういう話は以前から聞いていたので、いつかは害獣駆除のため、狩猟免許(わな)を取ってみようと考えてはいました。

しかし、仮に狩猟免許を取ったところで、わなの様子を週末くらいしかチェックできない(ということは、わなにかかった獲物を、長ければ1週間くらい放置することになる)し、捕獲したところで、獲物をどう処分すればいいか分からないということもあり、実際のところ、あまり真剣に検討はしていませんでした。

鹿肉を食べてみたら……

そんなあるとき、嫁の実家のご近所の猟師さんから、鹿肉の燻製をご馳走になりました。脂肪の少ない赤身でありながら、筋っぽさはほとんど感じらられません。しっかりした歯応えの奥底に鹿肉の柔らかさを感じられる、たいへんおいしいお肉でした。

鹿肉は、脂が少なく、筋張って硬いと、悪い話しか聞いたことがなかったので、これは意外でした。

頂いた鹿肉の燻製で1杯!

あまりに美味しかったので、お礼にお酒を差し入れに、後日、猟師さんのお家にお邪魔したところ、件の燻製の作り方や、獲物の始末、害獣駆除の報酬、狩猟免許試験や猟友会のことなど、いろいろお話を聞かせていただいたうえ、わな猟の教本まで頂戴するという機会があったものですから、俄然わな猟をやってみたいという気になってしまったのです。

わな猟試験に申し込んでみる

今年の4月、僕が住まう自治体の狩猟免許試験の日程が発表されたので、兎にも角にも、試験に申し込んでみました。

試験は都道府県が行っているので、各自治体によって申請の流れには微妙な違いはあるかもしれませんが、

  1. 都道府県のウェブページで公表される試験の日程と場所の確認
  2. 猟友会が実施する事前講習の日程と場所を確認
  3. 申請書や診断書、写真などの必要書類をそろえて
  4. 都道府県の担当部署に郵送・持参などして申請

というステップになっています。

申請手数料や診断書、写真をはじめ、事前講習に必要となる費用を含めると、15,000円近くかかります。

試験と事前講習の日程・場所には複数用意があります。猟友会のご担当者にお電話で伺ったところ、

  • 事前講習で覚えた内容を忘れないうちに試験に臨めるよう、事前講習の日と試験日は、離れすぎない近い日程で、対(つい)になるように用意されている。
  • 試験会場の雰囲気が分かるよう、事前講習の会場と試験会場は同じ場所が用意されている。

となっているそうです。

申請書は持ち込み?それとも郵送?

こういった試験の申請では、つい間違ったことを書いてしまったり、記載漏れがあったりして、返礼されてしまうことがあるかもしれません。そうなってしまうと、以降のモチベーションにも響く気がしましたし、余計に手間がかってしまうと思ったので、少々面倒ですが、僕は県の窓口へ持ち込みで申請することにしました。

県の窓口の様子です、この入口の向こうに受付があります。

僕的には持ち込み申請が正解だったなと思いました。理由としては、書き漏らしや訂正を、その場で指摘・説明してもらえたことと、猟友会のご担当者も役所に駐在してらっしゃるようで、講習会の申請や説明も同時に受けることができたからです。分からないことばかりなので、丁寧に教えてもらえるのはとてもありがたかったです。

もちろん、土日祝は役所は閉庁しているはずなので、勤め人であれば有休を取るなど、少々工夫しないといけないと思いますけどね。

とりあえず僕は、岡山県で今年度1番最初に行われる講習会と試験に申し込んでみました。

無事に申請が終わったので、頂いた教本を読んで、しっかり勉強しないと……!

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田舎のたかぼん
田舎のたかぼん
30歳のころから夢見た田舎暮らし。実現には程遠い年月を過ごしてきましたが、20年を経て、またフツフツとその思いが蘇ってきました。 定年を迎える60歳までに田舎暮らしを形にすべく、あれやこれやと寄り道の道中記です。
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